恐竜100万年(1966)
ONE MILLION YEARS B.C.

★スタッフ★
監督:ドン・チャフィ
製作・脚色:マイケル・カレラス
脚本:ミッケル・ノバック、ジョージ・ベイカー、
ジョセフ・フリッカート
撮影:ウィルキー・クーパー
音楽:マリオ・ナシンベーネ
特撮:レイ・ハリーハウゼン

★キャスト★
ラクウェル・ウェルチ(ロアーナ)
ジョン・リチャードソン(トマク)

『ジュラシック・パーク』(1993)以前の恐竜映画でまず思い出されるのが、この『恐竜100万年』と『恐竜の島』(1974)といったところでしょうか。この作品は、もしも人間と恐竜が共存していたら・・・という設定ながら恐竜時代をリアルに再現し大ヒット作となりました。

『恐竜100万年』はハリーハウゼンの特撮とラクエル・ウェルチの肉体を見せるための映画といっても言い過ぎではないでしょう。とりあえず最低限の物語が無ければ映画としては成り立たないのでストーリーを考えてみました、というほどどうでもいい物語。しかし、監督は『アルゴ探検隊の大冒険』と同じ人・・・

山に住む部族のトマクと、その恋人となる海に住む高い文化を持つ部族の美女ロアーナ(ラクエル・ウェルチ)のロマンスが映画の主題となっています。

つけまつげにアイシャドーとばっちり化粧した金髪娘と恐竜が同時代に生存しているというハチャメチャぶりだが、リアリティよりも娯楽性を重視した作品なのでこれは仕方がない・・・以下、簡単にストーリーをまとめる事にします。